生き恥晒した参観会
次男坊の通う幼稚園で“おたのしみ会”があった。
次男坊のクラス「どす濃い組(仮)」では“三匹のこぶた”を披露してくれた。
その後、歌の発表と、ダンス(パプリカ)の披露。
ハッキリと申し上げて、うちの子めちゃくちゃ可愛かった。
気持ちを満足させてくれてホクホクした所で、担任からの一言。
「子供達が頑張ったお礼に今からお母さん達にも“三匹のこぶた”を演じてもらいます。」
不満足。
心底嫌である。
その前に、
先:「子供達が頑張ったので抱き締めて褒めてあげて下さい。」
と言ったから、次男坊と交わしたあの熱い抱擁は一体何だったのであろうか。
逃げ出す訳にもいかない為、次男坊と同じ狼を渋々やった。
今私は生き恥を晒している。
その気力一つで修羅の時間を乗り越えた。
しかし畳み掛ける様に、
先:「次はパプリカを踊ってもらいます。」
の言葉で気持ちがダークに。
今すぐこの場で失神してしまいたい。
そんな心持ちで頑張りました。
そう私頑張ったの。
誰か褒めて。
早よ。
全ての演目を終え参観会は終了。
その後は保護者のみで懇談会。
私は懇談会リタイヤ。
さっさと帰宅。
誰も居ない家で、
やっと落ち着けるー
と思ったのだが、
昼過ぎ、どす濃い組グループラインの着信が鳴る。
見てみたら、
親切心かな?
出来心かな?
嫌がらせかな?
私に対する挑戦かな?
一人のママがムービーで、保護者の演じた演目を撮影した物をグループラインに乗っけてくれていた。
ウっヘェ………。
現在まで再生はしていないし、今後もする気はない。
やる気の無さが全面に表れた、体たらくを露呈した私の狼はハッキリと申し上げて公開処刑である。
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