悪態グチ子の、私って外面だけは大人なフリ 

外では人間関係グッと耐えてるんだから、せめてここではボヤかせて🙈

6歳長男のひとことで泣きそうになった

長男が週1で通う体操教室


次男といつも一緒に見学をするのだが

その度にドタドタ走り回り

時には転げ回り

気に入らない事があると奇声を上げ

毎週グチ子を涙目にさせるわんぱく坊主



終了後

駐車場まで歩いていた時

突如として


「おしっこ行きたい!」


と長男

 

漏らしたら大変だ


荷物を慌てて車内に放り投げ

急ぎ足で教室内に戻る



無事にトイレで用を足し事なきを得たが

歩きながらも

トイレに入った後でも

とにかく次男がずっとやかましかった


トイレでは声が響く為 

次男は面白がりますます大きな声を出す事に拍車がかかり

長男の、私に話し掛けようとする声もかき消される


トイレの中は私達しかいなかったが

ドアを空けたその先にはまだ練習をしている生徒達がたくさん居る


キャイキャイ叫ぶ次男に何度窘めても私の声は届かない


長男は何度も私の方を向き何か話し掛ける


その度に


何?


と聞き返す


そんなやり取りを数回繰り返し


若干イラついた私は



「静かにしなさい!!!」




怒鳴った



一瞬で静まるトイレ内

固まったまま動かない2人

見開いた目で私の顔をじっと見つめる次男



そして長男に

私に言いたかった言葉は何かを聞いた


それは


ーハンカチ忘れちゃったー


であった


長男の荷物も私のマザーズバッグも車内に放り投げてきた


このトイレ内には

ハンドドライヤーも

手拭きペーパーも設置されていない



仕方がないので


「長男ごめん、コレで拭いてもらってもいい?本当ごめんね」


と、少し長めに切ったトイレットペーパーを渡した



そして長男は手を拭きながら独り言の様にポツリと言った



「(手を拭くのには)やっぱトイレットペーパーが1番」




この言葉を聞いて泣きそうになった




トイレットペーパーが1番なワケないじゃん!



長男は怒った私を更に怒らせない様

火に油を注がない様

精一杯気を利かせてこう言ったのだ



6歳の小さな長男に



生まれてまだ6年しか経っていない我が子に


こんなにも優しく

悲しくなるひとことを私は言わせてしまったのである



ごめんね

ごめんね…





帰りはお兄ちゃんの大好きな甘い物を買って帰ろう


ママの分はお兄ちゃんにあげるからね


でも

弟には内緒だよ



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